第5回リレー講演会

ゲスト :史跡料亭 花月 おかっつぁま 加藤公子様
日時 :平成18 年9月23 日(土)13:00~15:30
場所 :花月(勉強会/懇親会)
参加者 :井上(か)、井上(清)、大神、緒方、小川、川辺、北御門、久保、貞松、染石、
竹下、多谷、田中、壇、筒井、濱田、福田、松尾、宮本、森本、山口、湯地
(特別参加:シンク長崎 菊森様)
テーマ :京都、倉敷、飛騨はなぜリピーターが多いのか
前回ゲストの風花・石原社長よりご紹介いた
だいたのは、「長崎の歴史そのもの」と称され
る「料亭花月」のおかっつぁま、加藤様です。
今回の会場は、おかっつぁまのご好意で、花
月の一室にて開催させていただきました。
テーマに沿って、参加者が自分の意見を述べ、
最後に、おかっつぁまのご意見、ご感想をい
ただきました。
リピーターが多いとされる京都、倉敷、飛騨について考えることで、これからの長崎に必
要なものは何かを考える会となりました。
<参加者の意見>
・ これらの観光地は、「本物」に触れられるところだから(寺社仏閣、美術館など)
・ 京都は特に季節感がある。四季おりおりの顔があるので、夏に行ったら、秋の京都にま
た行きたくなる。
・ 長崎がリピーターを増やしたいなら修学旅行を増やすように努力する。「修学旅行でい
った懐かしい長崎」という記憶がリピーターを呼ぶ(「そうだ、京都へ行こう」)
・ 個人客志向の町歩き。典型的な観光資源だけに観光客を囲い込まず、生活の場・町も誘
おうとしている。
・ 長崎には見るべきものはあるのに、情報発信の仕方が下手。3割以上がHP から観光情
報を得るといわれる中、長崎観光の顔となるHP すら整備されていない。要改善。
・ まず長崎の人間が長崎のことを知ることが必要。
<菊森様講評>
「なによりも、長崎の住民が住みやすい町を作ろうと心がけることが大切。観光客を呼ぼ
うとする具体的なアイデアはケーキでいうクリームの部分。スポンジの部分に当たる住民
の地道な努力がなければだめ。スポンジとクリームの両方がおいしくないといい街づくり
はできない。」
<おかっつぁまからのお話>
・ 観光は経済効果が高いので力をいれる必要
がある。
・ 長崎は、観光地としての人気に甘えて努力
を怠ってきた面があるのは否めない。今一度考え直す必要がある。
・ 歴史を掘り起こしてその魅力を伝えていく。
・ 接客には3つのs(smile:笑顔/speed:スピード/sincerity:誠実)心からの接客が
一番大事。
・ 若い人に今後も頑張って欲しい。
<その他>
花月とおかっつぁま、言葉では伝えることので
きない風格と誠実さを感じました。書画や坂本
竜馬の刀傷などの芸術的・歴史的な遺産にとど
まらず、廊下の隅々から出迎えていただいた従
業員の皆様のご対応まで、目に見えない一つ一
つに奥行きがありました。おそらく、そのもっ
と裏には、我々の気づかない深い気配りがあっ
てのことであろうと思います。おかっつぁまが
おっしゃっていた、「人に接するにあたっては、
本心からのおもてなしでなければならない」と
のお言葉は、観光の話にとどまらず、一人の人間として考え学ぶ上で勉強となりました。

カテゴリー: リレー講演会 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です