第4回リレー講演会

ゲスト :株式会社風花 代表取締役社長 石原和幸様
場所 :出島交流会館(勉強会)/思案橋(懇親会)
参加者 :松尾(綾)、鈴木(章)、筒井、井上(清)、井上(拓)、中嶋、佐々木、森本、宮本 (特別参加:シンク長崎 菊森様)
懇親会から 壱岐島、中平、山崎

テーマ :ゼロからの発想~緑化することでの経済効果~

前回ゲストのシンク長崎・菊森さんよりご紹介いただいたのは、株式会社風花の石原社長です。経営者としてだけでなく、イギリスの権威あるチェルシーフラワーショーにガーデナーとして参加するなど、エネルギッシュな方です。
まずは、石原さんのこれまでの歩みと、今後の夢について、ご講演をいただきました。その後、質疑応答を含め、2 時間ほどの勉強会となりました。
終了後は、場所を移して懇親会を行いました。

講演要旨
<これまでの経歴>
モトクロスレーサーを目指しバイクメーカーのチームに所属するも、視力の低下により、
断念。その後、自動車のセールスマンとして働く傍ら、活花と出会い、「一生花に関わって仕事をしたい」と思い至る。
路上の花屋に無給で弟子入りしたのち、29 歳で路上販売の花屋として独立。それから順調に店舗を出店し業績を伸ばすが、景気低迷とともに、店舗を縮小。
見聞を広めるため、世界中に旅にでる。南アフリカの花産業に接し、花を売るだけでなく、品種改良の特許を得るといったコンテンツ産業というモデルに出会い、刺激を受けた。
帰国後は、地元テレビやテレビチャンピオン出演等を経て、次第に世に知られるようになる。
講演をする石原さん
自らブーケを作る石原さん

(懇親会後)
これまでの花屋と一線を画した新しいモデルとして、長与町に風花まなび野店を開店。ここでは、人の来たくなるような、心の癒されるような風景を作ることにより、場の経済的な価値が高められている。他にも、ガーデニングを通じてその土地(ex.住宅、墓地)の経済的な価値を高めるコンサルティング業のようなビジネスモデルを開拓しつつある。
また、経営者としての一面と別に、ガーデナーとしての一面も持っており、2004 年のチェルシーフラワーショーでは、見事銀メダルを獲得し、今年の大会にも金メダルを目指して出場予定である。

<参加者の感想(筒井竜介さんの文章より抜粋)>
石原さんの印象は一言で言えば、「熱くて話しが面白い戦略家!」というイメージです。うまく伝わったかな?
講演、飲み会の中で印象に残った言葉がたくさんありましたが4つだけ紹介。
①『世界の中で自分がどこの位置にいるかを常に意識しろ。』
日本、長崎でのしがらみなどにとらわれず、ワールドワイドに考えろということでしょう。はじめは、石原さんは、日本、長崎では異端児扱いだったけれど、世界に認められたことで周りの見る目が変わり、それに合わせてマスコミへの露出戦略をとったことで、日本全国から仕事が舞い込むようになったとのこと。当日も愛媛から駆けつけていただきました。
②『自分のメリットでなく、相手のメリットを相手の立場で考えることに全力を尽くせ!』
相手のメリットを徹底的に考えることで、相手がどうして欲しいか予測し、かゆいとこに手が届くオンリーワンのサービスを提供するということでしょうか?石原さんはビジネス相手の社長になったつもりで企画・提案するとのこと。投資する人の経済効果をはっきりと示すことが大事。
③『自分を変えることによって変わらない自分を作る!』
自分をレベルが高い状態に保つには、常に新しい情報・知識、刺激的な人に会い自分を成長させなければならないということでしょう。自分が今、成功しているからといって傲慢になったり、勉強しなくなったら、それまでの人間で終わってしまうよっていう警告。
石原さんはバブル期に小規模の花屋を2年で30店舗作って成功したが、バブル崩壊後は世界一の花生産所、南アフリカ共和国で勉強し直し、戦略を変えられ、家のガーデニングや花教室、マスコミ露出、障害者施設との連携などなど様々な手を打たれたそうです。
また、自分は「休み、仕事、勉強」の区切りがなく毎日、どうしたら経営がうまくいくか、会いたい人に会えるかなど楽しいことばかり考えているとのことでした。
40代後半なのに30代みたいに若く見えた理由がわかりますね。
④『自分の原動力は小さいころの田舎の原風景にある』
石原さんの理想は自分が小学校低学年のころの田舎の姿にあるとのこと。貧しかったけれど、親兄弟との交流や花、段々畑などの日本の美しい原風景に触れたことが自分のアイデンティティ形成に大きな影響を与えているとのこと。
石原さんのガーデニングの作品はこの田舎の原風景をテーマにしたものがほとんどだそうです。今でも仏壇に手を合わせては、昔の光景を思い出してみるとか。

<後記>
お忙しい中、松山から直接お越しいただいた石原さんは、非常にエネルギーを感じる方でした。とりあえず体当たりで人にぶつかっていけ、という行動力が、話していてじかに伝わってきます。その人のプロフィールを読むだけでなく、実際に一線で仕事をされている方にお会いし迫力を感じることのできる機会が、経験の少ない私達には非常に新鮮で刺激的です。
さて、次回ゲストへの橋渡しについては、少々これまでより、よりチャレンジングな趣向が凝らされることになりそうです。詳細は追ってご案内いたします。次回以降も多数の方々
(特に初めての方々)のご参加をお待ちしております。

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